こんばんは、焼肉プランナーです!
みなさん、コストコのお肉コーナーに牛肉のブロックが売っているのはご存じですか?
ミスジや牛タン、ランプなど、ブロックとカット済みと両方売っているのですが、
唯一、ブロックでしか売っていないお肉が、「リブフィンガー」というお肉です。
本記事では、リブフィンガーの美味しさ、ブロックのみで販売されている理由、カット方法などをお伝えしております。
リブフィンガーとは?
そもそも、リブフィンガーとはどこぞや?
という所から始まりますが、肋(あばら)と肋の間に挟まっているお肉です。
バラ肉になりますので、カルビ系統のお肉に部類され、焼肉屋さんでは、
「中落ちカルビ」や「ゲタカルビ」として有名でしょう。
コストコには、このリブフィンガーが常時売られており、他のカルビ系統のお肉の中では、最安にも関わらず、非常にジューシーで美味しいお肉なんです。
しかし、他のブロック肉がカット済みでも販売されているのに対し、なぜこのリブフィンガーだけはブロックでしか販売されていないのでしょうか。
それは、カットの難しさにあります。
私はコストコ関係者ではありませんので、あくまでも予想にはなってしまいますが、肉業界でもカット済みのリブフィンガーを卸すことはほとんどありません。
機械でカットするには、小骨やスジが細かすぎるが故、手切りでしか処理できない、つまり人件費が他のお肉よりも嵩んでしまうのが、リブフィンガー特有のデメリット。
消費者である私たちではなく、販売者側や製造者側の需要が低いため、市場に出回る数が多くなり安く買える…そういった特徴を持つお肉なんですね。
なので、安く仕入れられて、ブロックのまま専門の方々や、牛肉をカットできるお客様へ販売しているわけですが、逆に言えば、それを捌けることが出来るなら、お得に美味しい牛肉を買えるということに繋がります!
リブフィンガー カット方法
切り方はたくさんありますが、最も大事なのは、骨肌と呼ばれる小骨の除去。
棒状で四角い断面を持つリブフィンガーの、真っ白な部分がスジにあたり、その面を上とした場合の、横側に骨肌が集まります。
その骨肌さえ除去すれば、あとは好きな大きさに切るだけ。
さらに上質に仕上げようと思えばスジも取るべきですが、切り目を入れるだけでも食べられる堅さにはなります。
下の動画は、私が4種類に分けてカットしていますが、骨肌を取る工程は全て同じです。
スジは取ったり取らなかったりしていますが、完全に気分で、特に切り分けているわけではありません。笑
リブフィンガー どのぐらいお得
コストコでは、1パック1kg強で、約3,000円前後!
家で焼肉用にカットしてみたら、この量でした。笑
大人4人で食事したため、一人当たり750円で焼肉が出来ました。
更に300gぐらいは余りましたので、ほんっっとうにお得だと思いました。
今後も、お家焼肉や、BBQには欠かせないお肉になりそうですね!
また、お家で焼肉をする際は、フライパンやホットプレートでは、お肉の美味しさ激減してしまうため、安価なものでいいので焼肉プレートをオススメします。(焼肉プレートが必要な理由はコチラ)
価格:1,023円 |
是非捌けるようになって、お得に美味しく、カッコよく(笑)焼肉を楽しんで下さい。
リブフィンガー まとめ
では、まとめです。
- リブフィンガーは機械では捌きづらいため、安く流通する。
- 味はカルビレベル!家でもBBQでも、非常に重宝する。
- 切り方はたくさん!是非、動画をご覧ください。
また、コストコなどスーパーで買う際に参考となる、格付けシステムについて知りたい方は以下もご覧ください。
それでは、素敵な焼肉ライフを!焼肉プランナーでした。
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