こんにちは!
平均月収30万水準のとある焼肉屋店長から、月収40万円の焼鳥屋へ転職し、充実した日曜日休みを送っている焼肉プランナーです。
常に人の入れ替わりが激しく、利益率も低い飲食業界。
あなたも、以下のような悩みを持っていませんでしょうか。
- 現在働いている飲食店はブラックだと思う
- 同じ飲食業なら、条件の良い所は無いと思っている
- 飲食業から異業種へ転職するのは難しい?
正直な話、数年前の私も同じことを思っていました。
結論、外の世界を見てみると、今よりも良い条件の転職先は業界問わずいくらでもあります。
しかしながら、飲食業から他業界へチャレンジすることに、あまりに肯定的なネット記事も多くあるため、まずは転職前に知っておくべき事実を、私の経験を元に解説させて頂きます。
こんなニッチな記事に辿り着いたあなたの未来が、少しでも明るくなれば嬉しいです。
飲食業からの転職の難易度

まず初めに飲食業とは、転職市場でどのような特徴を持っているか知っていますか?
最大の特徴の一つは、全国いたる所に競合が多くあるということが挙げられます。
これは業界内での転職先が無数にあるとも言い換えられますね。
そのため、同じ飲食業への転職というのは、今よりも良い条件の所を探すのが比較的簡単。
もちろん、自分のいろんな希望が噛み合う場所というのは、運命的な出会いも必要になるかもしれませんが「給与と労働時間」にだけ絞ってしまえば、同じエリアでも多く存在します。
つまり、同業界での転職は他の業界に比べて実現しやすいと言えます。
次に、他業界への転職はどうでしょうか。
飲食業は、他業界と比べて平均年収が低い傾向にあるため、経験を考慮した年収の引き上げを実施してもらえなかったとしても、今よりも年収が上がるケースが実は多い。
しかしながら、店長やマネージャーとなると、既に昇給した給与ベースとなるため、他業界でイチからスタートすると年収を維持するのが意外と難しいのです。
私が実際にそうでしたが、18才~30才まで同じ会社で頑張っていたため、それなりに昇給も経験し、いざ他業界へ目を向けた時に一旦年収は下がってしまうという案件も多く、苦戦したのを覚えています。
探せば年収が上がる所も多くありますが、みんなが飛びつくような条件の求人では、競争相手が多い中で、かつ転職経験が初めてであった私は、選考を通過していくのが難しかったです。
しかしそんな中でも、未経験でも年収が上がる業界があるのも事実。
次項にて、私が転職活動をした中で、十分に検討できた業界を紹介します。
飲食業の経験を活かせる異業種とは
仕事内容自体にはこだわりがなく、シンプルに給与と労働時間を確保したいあなたには、製造業がオススメです。
要するに工場などでの勤務ですね。
飲食業の給与相場よりは高く、労働時間に規則性があるため、安定した生活を送ることが可能。そして、賞与の相場が高いことも製造業の強み。
実際に、私の上司で元課長であった方は、製造業の道へ進み、家族との充実した時間を送りながら、給与も維持以上を確保しているそう。
ただし、今までの飲食経験との繋がりはないため、前職との相関性がないことはデメリット。
人事や教育、数値管理を経験されているため、製造業でも後に必要とされる力であることは間違いないですが、飲食の現場だけしかやっていない方にとっては、一からキャリアを作ると考えてよいでしょう。
次に、現場の力を活かせる業界で給与を上げたい場合は、食材ジャンルに伴った小売業や卸売り業がオススメです。
簡単に私を例にすると、焼肉屋から精肉店ということになります。
精肉専門店もあると思いますが、私はスーパーの精肉事業から転職を強くオファーされました。
転職のほとんどは中途採用。そして中途採用というのは、即戦力になる方を重要視しています。
そのため、肉の部位がわかり、包丁やスライサーを使用出来るというのは重要な人材と捉えてくださり、年収は600万くらいでもいいと交渉を受けました。
人事異動の範囲で合致せず、私から断念することにはなりましたが、経験を活かしかつ条件を良くするという面では、食材ジャンルにあった小売店、または卸業者というのも選択肢の一つとしてアリだと思います。
実際に、私の前職の焼肉屋(元店長)からも、精肉店に転職し、一店舗を任されている方もいますが、とてもやりがいを持って仕事をされています。
今でも連絡を取ってくれるのですが、私の焼肉プランナー事業でも、細部のわからないことはその方に聞いたりもしていますね。
先ほどの製造業の例では、全く違うキャリアを選択になりますが、同ジャンルの食材を扱う転職に関してはキャリアに深みが増すというメリットがあります。
ここまでは、飲食業脱却に主にフォーカスしましたが、当人である私が、なぜ同業種である飲食業を選んでいるのか、そしてそれを勧める理由について、次項で解説いたします。
無難に転職成功!飲食業界の転職のメリット

結論から述べますが、まずは同業種で転職をすることを私はオススメします。
改めて問いますが、今のあなたは厳しい環境下で労働を強いられていますよね。
私が転職を考え始めた時は、育児休暇が終わった直後で、いわゆる男性育児休暇直後の嫌がらせ行為を指すパタハラ(パタニティハラスメント)を感じたことが大きな原因でした。
私の一時離脱に伴い、エリア全体が大変な状況となり、環境が悪化している自店をどうにかしないといけないということで、自店の環境整備を3~4ヶ月で整え直し、更に売上を上げて汚名返上が出来たとは思いますが、その時に自分で強いた激務の中で、転職活動など出来る状況ではありませんでした。
そのため、山場が下り坂になってから転職活動を始めましたが、やはりその中でも、休みの日にエージェントと面談をしたり、書類を作成したり、何社も面接に行ったりするのは大変だったことを覚えています。
ある程度時間に余裕があれば、粘り強く転職活動を行い、異業種でも良い条件で転職出来るかもしれませんが、今のあなたの状況ではそうではないと思っています。
であるならば、比較的条件を維持しやすい同業種で、労働時間を削る選択をすることが今後のキャリアを考え直す時間確保にもなるわけです。
転職先を踏み台にするような言い方に思うかもしれませんが、即戦力となる同業種なら、あなたが例え短期間の勤務になったとしても力になるはず。
私は、前職から今の会社に来て1年ほどが経ちますが、結果的には当分今の会社を辞めるつもりはありません。なぜなら、環境が改善されたことと、新しい自分の目標が出来たためです。
つまり、結果的に転職に成功したと思っています。
私の話を棚に上げて申し訳ありませんが、比較すると以下のような状況です。
前職 | 現職 | |
規模 | 大企業 | 中小企業 |
役職 | 店長 | 一般社員 |
月収(総支給) | 35万 | 40万 |
労働時間 | 12:00~25:00(年中無休営業) 終業時間よりも残業することが多い | 14:00~24:00(年始・日曜定休) 終業時間は比較的安定 |
優先されるスキル | ・仕組みの中で、基準に従った成果を出す ・管理業務 | ・仕組みの無い中で、成果を作る ・料理のスキル |
キャリアビジョン | AM、課長などへの出世 | 自分自身の価値を上げる |
上記のような変化がありました。
そして私は転職してから、「この会社で出世をして年収を上げて行くんだ」
というよりは、「新しい経験を元に、どこでもやっていける自分を作る」
といったマインドに変わり、仕事をただこなすのではなく、あらゆる経験を歓迎して楽しんでいます。
そして、大企業でも小さな企業でも結果を出せるようになれば、飲食店の掲載媒体企業や人材業界への転職も視野に入れ、最終的には飲食店をトータルプロデュース出来るような形で独立したいと考えています。
ここまで過去から未来にかけ、キャリアに一貫性が持てたのは、転職活動という求人を通していろんな企業に触れる経験と、転職してから見えた現職の経験と、捻出出来た時間(当ブログなどの経験)があったからです。
まだ転職をしたことがないという場合は、一度は転職活動はするべきです。
なぜなら、
- 自分の市場価値がわかること(社内の価値ではなく、世間での自分の価値)
- 他社や異業種の価値観や情報を得られる
- 新しい経験を通じて、新しいビジョンが見える
など、転職をしなかったとしても得られる経験があるから。
飲食店は終身雇用の概念があまりないため、一社で長くやっていればステップアップして行けるものではなく、一社勤めのメリットが少ないこともあります。
そのため、転職に対してのリスクが少ないため、他の会社を見る・知る経験や、自分のキャリアを考え直すということを、是非一度経験をしてみるべきであると私は思います。
では、ここまで読んでいる熱心なあなたに、具体的なアクションを提案させて下さい。
あなたのキャリアが変わるきっかけになることを願っています。
飲食業の方のための、オススメ転職エージェント

まず初めに【転職サイト】と【転職エージェント】の違いはご存知でしょうか。
転職サイトは、求人が掲載されているだけで、応募や面接などは全てあなたが一人で行うことが前提。
転職エージェントは、あなたの希望やキャリア、基本情報をエージェントに伝え、あなたに就いた担当者が企業を紹介してくれたり、応募書類の作成のコツや、面接対策、転職時の立ち回りなどをサポートしてくれるサービス。
つまり、転職初心者にとっては、転職エージェントの活用が必須なのです。
そして、転職活動前に私があなたに絶対に伝えておきたいのは、
「辞めるのが決定してから、転職活動をしないこと」です。
あくまでも「今の職場を続ける選択肢もある」ということをチラつかせながら、転職活動をすることで、相手企業は「条件を良くしてでも引き抜きたい」と思うためです。
私は実際に、この手法で現職の一般社員の相場よりも、多くの給与を約束してもらいました。
このことを前提に、飲食業オススメの転職エージェントを活用しましょう。
そして、転職エージェントは無数に存在する中、飲食業の方にとって最も無難に転職出来るのが、大手エージェント「フーズラボ」です。
フーズラボは、飲食業特化の転職エージェントで、飲食転職ジャンル業界1位の実績を誇ります。
規模が大きければ、それだけ求人数も多くあるため、同じ業界での上位互換(給与・労働時間の条件など)を簡単に探すことが出来ます。
単純に同業界でステップアップしたい方はもちろん、私がオススメした転職戦略通り、ひとまず安全地帯に乗り移るということも可能。
初回登録は簡単であるため、この1、2分であなたの未来が変わり始めると考えれば、利用しない手はないでしょう。
\ まずは自分の市場価値を確かめよう /
また、少し絞られる条件にはなりますが、もし愛知県や名古屋市の飲食店を希望される方であれば、私が実際に利用しているエージェントを紹介することも出来ます。
クローズドな案件(競合他社に知られたくない非公開求人)もありますので、まずは当サイトのお問合せフォームにて、
①氏名(カタカナでも可)
②年齢
③連絡先(電話でもメールでも可)
④現在の職種や経験(現在、焼鳥屋で店長。焼肉やパン屋の経験もある等)
⑤その他、意見や要望
上記をお送り頂ければ、わたくし焼肉プランナーの平野が所属している、転職チームのエージェントを無料でご利用頂けます。
愛知県内の飲食求人に特化しており、「今すぐに店長をしてほしい」なんて求人も、常にストックがある状態ですので、とりあえず聞いてみたり、見るだけでも参考になると思います。
\ こちらも、お気軽にご相談ください /
あなたの一つひとつの行動が、あなたの人生を変えていきます。
飲食×転職×ブログの経験を掛け合わせた、こんな私の記事にたまたま辿り着き、更にそれを最後まで読んだあなたは、何度も思い悩み、ネットでいくつもの情報を探っていたと思いますので、この機会を皮切りに、最初の行動にしてくれると私も嬉しいです。
頑張ってください!私も、あなたの次の人の人生も変えられるよう、頑張って行きます!
飲食業からの転職はきついのか? まとめ
それでは、まとめです。
- 飲食業は転職先が無数にあるため、条件が良くなりやすい
- 異業種への脱却も比較的、年収アップが可能。ただしキャリアの一貫性は課題
- 今現在が厳しい環境下であるならば、一旦同業種転職がオススメ
- いずれにしても、転職エージェントを利用することが必須
あなたの未来を変えるきっかけになると嬉しいです。
焼肉プランナーでした。
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