こんにちは!元焼肉屋店長、焼肉プランナーです。
お肉を美味しく焼きたい方や、煙が出るのをどうにか出来ないかなど、お家焼肉のレベルアップを検討しているあなたなら「やきまる」という焼肉プレートの存在を耳にしているのではないでしょうか。
そんなお家焼肉ツールの筆頭に上がる「やきまる」について、元焼肉屋の店長が繰り返し使ってわかったことや、使用時の注意点、メリットとデメリットなどを徹底的に解説し、やきまるの評判は正しいのか知って頂きましょう。
こんなあなたに役立つ記事です。
- お家焼肉を美味しくしたい
- やきまるの本当の性能を知りたい
- 他の焼肉プレートとの違いを知りたい
それでは、徹底解説スタートです!
煙が出ないと評判「やきまる」とは?
スモークレスグリル「やきまる」とは、イワタニ産業が販売しているカセットコンロ一体型の家庭用焼肉プレート。
ホットプレートやフライパンなどと比較すると、抜群に焼肉のクオリティが上がることはもちろん、煙が出ないということのが、やきまる最大の特徴です。
バナナマンの日村さんや、新垣結衣さん・星野源さん夫婦も愛用していることが、ネットニュースで話題にもなりました。
家庭用焼肉プレートには、やきまるの他にも、吸煙ファン付きのものや、火を使わずに遠赤外線で焼くものなどもありますが、それらと比較するとやきまるは圧倒的に安いこともあり、焼肉プレートを検討する際、まず筆頭に上がることは間違いありません。
しかし、焼肉を焼くのに煙が出ないなんてことはあるのか、疑問を抱くのもわかります。
もちろん、一切煙が出ないというのは嘘になります。でも確かに驚くほど煙が少ないのは事実。
本記事を参考に、あなたが許容できる程度かを確かめておきましょう。
「やきまる」は本当に煙が出ないのか検証
箱から出すと、コンロ本体、プレート、受け皿、網用グリップと、たったの4パーツ。
こんなシンプルな構造で本当に大丈夫なのか不安になるくらいです。
使い方は4ステップ。
➀受け皿に水を入れる
②ガスボンベをセットする
③コンロにプレートをはめる
④火をつける
実際に、お肉を焼いてみると…
火は見えませんが、牛タンを焼いています。
わかりづらいので少し遠めから。
煙が出ていない。
これでも「わかりづらい」と言いたいですが、実際出ていないからわかりづらい!
もちろん、焼肉のクオリティは焼肉屋と同等。
ホットプレートやフライパンだと、どうしても脂がくどく感じたり、焦げの味が混じったりしますが、お肉本来の美味しさを損なわず、スピーディーに焼くことが出来ますね。
煙は写真のようにほとんど出ませんが、油は目に見えない粒子で飛び散っていますので、テーブル下までの拭き掃除だけは必要ですね!
では、なぜこんなにも煙が出ないのか、その秘密を解説します。
やきまるが煙を出さない理由
火も使っているし、吸煙ファンもついていないのに、なぜ煙が出ないのか。
その秘密は、水分と脂を上手く逃がしている仕組みにあります。
お肉を焼いた時に煙が出る原因は、お肉を熱した時に溢れ出る水分と脂が気化しているから。
やきまる君のプレートは
- プレート面が山型になっていること
- フッ素加工により、水と脂を弾く
- 液体が流れやすい溝
上記の3つが上手く機能し、煙の原因となる水と脂が、熱しきられる前に素早く落ちて行くんです。
また、コンロの火と、プレートに若干の距離を空けているため、熱し過ぎて蒸発を促進させないよう、丁度良い温度帯での火力調整がされています。
さらに、焼肉屋では使い捨ての網が多く、どうしても網下の炭やセラミックに脂が落ちるため、吸煙ファンが必要不可欠ですが、やきまるはコンロの火には脂が触れないよう、予め溜めておいた水に油を浮かせる構造にもなっています。
そのため、煙が出ないことに加え、瞬間的に火が燃え上がるようなこともなく、家でも安全に焼肉を出来るのです。
しかし、一部の利用者からは、それでも煙が出てしまうという声も上がっています。
これらに対する原因と対策も、次の方法で解決することが出来ますので、ぜひ続きを読み進めて頂ければと思います。
煙が出る時の裏技と、清掃時の注意点
そんな高性能なやきまるであっても、煙が出やすくなるケースが2つあります。
一つは、タレものの肉を焼く際。
タレを焼くこと自体は煙が出る原因にはなりませんが、タレがうまく流れ落ちずに、プレート上で焦げになってしまうと、そこから煙が発生してしまいます。
ですので「こまめにキッチンペーパーなどで拭き取ろう」というのが一般的なお家焼肉のコツとされていますが、肉の味も溢れ出た上質なタレを拭き取るのももったいないと思います。
そこで私がやっている方法が、ナスやキノコで鉄板を拭き取ること。
油を良く吸う性質を持つ食材を、キッチンペーパー代わりにすることで、脂とタレを一気に回収し、更に肉の旨味が凝縮されたナスとキノコを味わうことも出来るという、焼肉プランナー流の家焼肉の裏技です。
これが一つめの対策ですね。
煙が出る二つめのケースは、プレートのメンテナンス不足によって、フッ素加工が剥がれていることが原因。
清掃不足が積み重なると、徐々に汚れの蓄積と加熱を繰り返し、スポンジの柔らかい面だけでは清掃が厳しくなってくるんですね。そこで痺れを切らし、スポンジの粗い面で強く擦りすぎてしまう時がやって来るのです。
その際に、水分と脂も流れやすくするためのフッ素加工が剥がれ、プレート上に脂やタレが定着して焦げになるため、先に述べたよう煙の原因に繋がります。
要するに、新品のフッ素加工されたフライパンと思って扱うことが重要。
スポンジの柔らかい面で丁寧に洗っていれば、繰り返し何度も使えます。
もう綺麗なのに必要以上に擦ったり、粗い面や金だわしを使用するのは厳禁だと覚えておいてください。
以上のことを工夫したり注意すれば、やきまるは性能を十分に発揮しつつ、何度も繰り返し使えるため、金額以上の価値を与えてくれますよ。
家庭用焼肉プレートをお持ちでない方や、家焼肉のクオリティを上げたい方は是非、やきまるを試してみてはいかがでしょうか。
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「やきまる」の評価とレビュー まとめ
それでは、まとめです。
イワタニ産業スモークレスグリル「やきまる」は
- 美味しく焼けて、基本的には煙が出ない
- タレが焦げると煙は出る。ナスやキノコで拭き取りながら焼くのがオススメ
- 金だわしなどでフッ素加工を傷つけなければ、長く使える
多少煙が出てもいいから、もっと安く済ませたいという方は、家のカセットコンロに置くだけの、焼肉プレート単体もオススメです。
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以上です。焼肉プランナーでした!
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