こんにちは!焼肉プランナーです。
私は無類の肉好きでありますが、にわか沖縄ファンでもあります。
これまで、修学旅行も含めると計5回、沖縄観光に行っておりますが、本当なら毎年行きたいぐらい。でも泳ぐのはあまり得意ではありません。
ちょっと雑記が過ぎましたが、沖縄にはたくさんのステーキ店があります。お肉好きの私としては、選択肢が多すぎて逆に困ってしまうのですが、そんな私が導き出した答えが、
「沖縄には2種類のステーキがある!」ということ。
これを理解して頂かないと、沖縄ステーキを満喫できないと思い、本記事では沖縄のステーキについて詳しく解説して行きます。
沖縄のステーキ文化 2種類のルーツ
先に結論を申し上げますと、
「肉食らうぜ!王道アメリカ系ステーキ」と、
「こだわり!石垣牛系ステーキ」 の2つに分けられます。
同じラーメン屋でも、ご飯を食べに行く「家系ラーメン」と、
ラーメン一つでお腹いっぱいにする「二郎系ラーメン」とでは、
その時の目的や、その人の好みや気分によって、選び方が変わると思いませんか?
ま、スガキヤが好きな私がラーメンは語れないのですが。笑
それと同じで「柔らかい・溶ける」ような肉が好き派の方は、歴史ある沖縄ステーキを食べると残念に思うかもしれません。
その原因が文化の違いでしょう。
アメリカの占領下時代から米軍基地があることで、沖縄ではアメリカの食文化が根付き、またアメリカ産牛肉も安価に流通していたために、街中にステーキ店が繁栄。
そのため、沖縄ステーキ文化の定番!と言えば、アメリカ産の牛肉であり、また国産牛とは育て方の違いから脂身が少なく、引き締まった肉質になるため、赤身の味や肉本来の食感が強い傾向にあります。
※アメリカ産牛肉の特徴について、知りたい方はコチラもご覧ください。
その赤身の味、肉本来の食感が一般的に良しとされ、安価に食べられていたために文化として根付いたにも関わらず、
「やっぱステーキは、霜降りサーロインに岩塩とワサビっしょ!!」というテンションで、
「肉食らうぜ!王道アメリカ系ステーキ」 を召し上がったら、それは期待外れになりかねません。
赤身の味、肉本来の食感を、ガーリックやトマトベースのソースでいっぱい食べる…
そんな方こそ、ピッタリなステーキ文化なんですね。
和牛派は石垣牛ステーキ
昔から日本人は、柔らかくて甘い食材を好む傾向にあるそうです。
これはマグロ文化から来ているという説もあるそうで、希少な大トロは、まさに上記の特長を備えているため、柔らかくて甘い=希少=高価 というのが一般的な感覚なんですね。
そういった味覚に合わせて育てられているのが、日本の国産牛や和牛であり、そして2000年頃に満を持して、沖縄県がブランド化したのが”石垣牛”ですね。
和牛自体が日本人の口に合わせて飼育されているのですから、沖縄のアメリカステーキ街の中で、ポツンと一軒、石垣牛ステーキ屋があれば間違いなく目立ちますし、国内観光客から人気が出るのは当然。また、コチラの味付けはソースではなく、岩塩やワサビなどとの相性が抜群。
つまり、アメリカのステーキ文化と、日本独自のステーキ文化が混在し始めた現代の沖縄では、目的や好みによって、それを選び分ける必要があるということですね。
アメリカンビーフと石垣牛
では具体的に、好みや目的別にご紹介!
①脂の濃いのが苦手、赤身が好き。
⇒王道アメリカ系!ヒレ(フィレ・テンダーロインも同じ)がオススメ!
②柔らかくてジューシーなお肉が好きな方。
⇒石垣牛系!基本的にはどの部位でも楽しめる!
③沖縄観光を楽しむ過程でステーキを食べたい方。または、沖縄初めての方。
⇒王道アメリカ系ですが、パフォーマンス付きのお店が絶対!「サムズ」や「キャプテンズイン」はステーキを焼く際にパフォーマンスがあり、とにかく盛り上がる。ツウぶらず、観光客になりきってとにかく楽しもう!
④高級なステーキ経験が何度もあり、良い肉を味わいたい方。
⇒石垣牛系ですが、その中でも最もハイランクな”特選”石垣牛と記載されているものを選ぶべし!
※和牛のランクについてはコチラに詳しく記載。
⑤穴場スポット攻めたい
⇒わかるで、その気持ち!笑
是非、上記参考にして頂ければ、後悔することなく自分にあったステーキが楽しめると思います。
部位別の味わいの違いなどは、以下の部位表からでもご覧いただけます。
沖縄ステーキは2種類 まとめ
それでは、まとめです。
- 沖縄ステーキは「王道アメリカ系」と「こだわり石垣牛系」の二つに分類される
- 赤身推しはアメリカン!霜降り推しは石垣牛!
- 楽しむこと優先であれば、パフォーマンス付きのステーキ店!
以上です。最後まで読んで頂き、有難う御座いました。
焼肉プランナーでした!
コメント