こんにちは!焼肉プランナーです。
和牛や国産牛を購入される目利きの際、重要になる情報が個体識別番号です。
牛肉トレーサビリティ法と言って、日本国内で生産された牛肉においては、出生日や性別、産地などが、一般の消費者の方々でもわかるようになっています。
「え?それがわかってどうするの?」
そう思われる方も多くいると思いますので、本記事ではその疑問にお答えしていきます。
肉の光沢とドリップ
とはいえ、まず個体識別番号での判断より前にやるべきは、見た目での厳選です。
スーパーで目利きをするとして、いちいち1パックずつ検索してられませんからね。笑
①光沢
乾いているものより、ツヤのあるものを選びます。
②ドリップ
パックを傾けた時に、パックの角に赤い水分がたまるようなものは、焼いた時にパサつきます。ドリップの出ていないものが良いです。
③脂身の色
脂身が出来る限り白いものが新鮮です。
下の写真は、脂が黄色くなっているので、新鮮ではありません。
ここまでは、国産牛や和牛だけでなく、輸入牛も同様です。
性別が味に関わる? メス牛の方が美味しい
上記である程度、選択肢を絞れたら、個体識別番号の出番です。
国産牛と和牛の、正肉(ホルモンや調理済みでない肉)には必ずパックに貼られたシールに、10桁の個体識別番号がありますので、当サイトのトップページメニューのリンク先に入力し確認。
そして最も重要な要素が「性別」です。
松阪牛や米沢牛に代表されるように、メス牛しか取り扱っていないブランド牛があり、その理由は味が美味しいから。それに尽きます。
※各種ブランド牛についての記事はコチラ
人間と同じように、同じ生活習慣を送っていたとしても、本来オス牛は筋肉質に育つように遺伝子に組み込まれています。それでも、去勢をするなど工夫を施しているのが一般的で、なんとか筋肉と脂肪のバランスを調整しています。
対してメスは、オスの去勢牛よりも脂肪が付きやすく、さらにオスよりも小さく育つために価値も高くなります。しかし、スーパーなどでは特に「オス」「メス」という文言を使用していないことが多いため、見た目では判断できません。
なので、個体識別番号から情報を得ます。
「牝牛(メス)」か「去勢牛(オス)」が表示されている箇所があるので、 「牝牛」を見つけましょう!
月齢(月単位の年齢)
こちらは、それでも迷ったときの参考程度に。
若い牛の方が良いとされていることもありますが、松阪牛から厳選されて「特産松阪牛」になるためには、900日以上の飼育が取り決められています。その傾向から見ても、どちらが良いかは判断できます。
なので、基本的には出来るだけ月齢を重ねた牛肉を選ぶのがベターです!
お肉の目利き まとめ
それでは、まとめです!
- 光沢があり、ドリップが出ておらず、脂身が白いお肉を!
- 個体識別番号検索にて、 「牝牛(メス)」 を見つける!
- それでも迷ったら月齢で!
また、せっかく良いお肉を買っても、フライパン等で焼いてしまっては、かなり味や食感の質が落ちてしまいます。焼肉屋と同じクオリティで焼き上げるには、下記のような専用のプレートをオススメします。※焼肉プレートが必要な理由はコチラ
価格:1,023円 |
スーパーでのお肉選び(パッケージやシールで判断編)も御座いますので、是非そちらもお読み頂き、スーパーでも通販でも自信を持ってお肉を買うことが出来るようになって頂ければと思います!
良い焼肉ライフを!焼肉プランナーでした。
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